家族が依存症になったら

money.jpgギャンブル依存症の大きな特徴として、ギャンブル依存者の家族に、多大な影響を及ぼすということが挙げられます。家族が傷付く度合いにおいて、ギャンブル依存症を超える病気は無いとも言われます。

最も大きな影響を受けるのは、配偶者です。
ギャンブル依存者は、はじめは自分の収入や財産をギャンブルに使いますが、
それが底をつくと、配偶者の収入や財産に手をつけるようになります。


ギャンブルに負けた腹いせに、配偶者に暴力を振るうこともあります。
さらに、ギャンブル依存者が消費者金融などに借金を作り、取立て屋が来るなど、経済的・精神的なストレスから、うつ病などの精神疾患を発症することもあります。

子供に与える影響も避けられません。ギャンブル依存症とその配偶者(両親)の信頼関係が崩れ始め、両親が喧嘩をしたり険悪な状態になっていくのを、目の当たりにしなければならないからです。


また、両親は自分達の問題で精一杯で、子供のことを疎かにしたり、ストレスのはけ口として、子供を虐待する場合もあります。


そのような環境で育った子供は、成人して、対人関係障害・精神疾患・親としての機能障害・依存症といった問題を抱えるケースもあります。

親や兄弟姉妹への影響も、ギャンブル依存者の家族ということから、借金の肩代わりをさせられたり、世間の目を気にして平常な生活が送れなくなり、家族関係が崩壊していく場合も少なくありません。

これらの不幸を起こさない為にも、早期の治療が必要であり、ギャンブル依存症は「援助しないことが最大の援助である」ということを心することです。


ギャンブル依存者は、それが自分自身の問題であることを認識させ、家族は自分の問題と混同しないようにすることが大切です。